カイザーと私のしつけ奮闘記
−partT−


partT/U/V/W/X/Y/Z/G/\

2002年2月28日(木)
 明朝、「カイザーが同じマンションの人の足を噛付いてしまった。」と
母から聞かされた。

私は相手の方の怪我も心配だったが、またも母が原因と落胆してしまった。
あんなに注意するように言っていたの に...


2002年3月4日(月)
 相手の方から文章で手紙を頂いた。
内容はこうだ。
  1.カイザーの処分またはマンションからの退去
  2.治療費等の請求
  3.賠償責任(慰謝料)
  4..民事、刑事どちらとも訴訟を起こす用意が出来ている

との事でした。

 私は真っ先に思ったのが、いつも母が原因で何か問題が起きる。
私はてっきり母から聞いた時点で何らかの対応をしてくれているものだと思っていた
のに…
どうしてこういう事になってしまったのだろう!

カイザーの処分なんて絶対に出来ないし、手放す事も出来ない!
すぐに主人と二人で相手のお宅にお伺いさせてもらい、お話をさせてもらいました。
しかし、相手の気持ちは変わらないとの事。
それもそうだ、相手にしてみれば噛み付かれた事は事実だし、怖い思いをしたのだ
から致し方ない。
以前から注意も受けていて、それに対してやっているつもりではあったけれど、
やっているつもりとやっているとでは根本的に違うのだから。
私達も出来るだけの事はしなくては…


2002年3月5日(火)
 今日、昨日頂いた手紙の内容の回答を相手の方に渡しに行ってきました。
私達の一方的な言い分を聞いて下さいましたが、やはり気持ちは変わらないとの事。 カイザーの事を考えるだけで涙がでてきて止まらない。
本当にカイと離れなくてはいけないのだろうか?

相手の言っている事は本当に理解が出来るけれど、どうしてもカイと離れるなんて
考えられない。

あの時きちんと躾をしていればと今になって悔やまれる。
けれど悔やんでいても仕方が無い。
現実は起きてしまったのだから、その事に対して真っ正面から向き合わなければ…


2002年3月6日(水)
 早速、しつけ教室に何件か電話をした。
この歳までくると躾は難しいのだろうか?

トレーナーの方に聞いてみると躾をしても絶対に治る訳ではないとの事。
ある程度は人とすれ違ったりする時に何も無いかのようにすれ違う事は出来るよう
になるとは思うが、決して
臆病な性格が治るとは100%断言は出来ないとの事。
でも少しでも良くなるのであれば、今更だけれどしつけ教室に入れようと思う。
カイと一緒に私達飼い主も一からお勉強です。


2002年3月7日(木)
 仕事をしていてもカイの事が気になって気になって仕事が手につかない。
インターネットで色々と情報を探して見た。やはり手放さざる得ないのかな?
あの子は臆病すぎるから里子に出しても相手の方と上手く やっていけないだろうな?相手の方が良い人でも本当にそうか分からないし、カイとも会えなくなるなんて…

実家に電話してみよう。
でもカイの事は最後まで責任を持って面倒が見たい。時間が欲しい。

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